訪問看護ステーション「ケアポート(八戸)」のブログ
訪問看護ステーション ケアポートは在宅療養のお手伝いをさせて頂きます。

八戸ってすごい!



こんにちは
ブログ初登場から1年半が過ぎ、楽しくお仕事させていただいております看護師の小笠原です(2016年4月登場)
最近では八戸市の地図を広げる事も少なくなりました
「いいすけ」や「なさ」という難解な南部弁はちょっと無理だけど、利用者さんの言葉もそれなりにわかるようになりました
は新鮮で美味しいし、八戸はいいところだなぁ~としみじみ感じています


 ところで、もうひとつ「八戸ってすごいところだなぁ~」と気付いた事がありました
 11月に「日本航空医療学会」の総会が八戸市で開催されたので、参加して感じたことです。
 日本航空医療学会は医師・看護師はもちろんですが、ドクターヘリ運航に携わるパイロットやCS(コミュニケーションスペシャリスト:運航管理担当者)さん、消防士さん、気象会社の職員さんなど、いつもの看護の学会とは違う職種の方々のお話をたくさん聞く事が出来ました。

 日本でのドクターヘリは、国松警察庁長官狙撃事件で救命された国松孝次さんが、事件後大使として赴任されたスイスでの経験があって普及されて来ました。その国松孝次さんですが、現在日本におけるドクターヘリの普及のための組織である救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)会長をされています。
 日本に初めてドクターヘリが配備されたのは2001年4月岡山県でした。千葉県は2001年10月、神奈川県は2002年7月に運航開始です。
 何の疑問もなくドクターヘリやドクターカーが当たり前の日常を過ごしていた私が、食べ物のおいしい自然豊かな人口23万人の八戸に転居して来て感じたことがあります。はじめは今までの暮らしと同じであまりに当たり前で気づきませんでした
 
 そして、ある日「あっ八戸もドクターヘリが飛んでいるあっ!ドクターカーが走ってる
そうなんです!八戸って地方都市だけど医療に関してはすごいところだったんです。
 しかも、2009年から運航が開始され、はじめは1機を青森市と共同運航でしたが、2012年には2機体制となり現在の八戸市の体制が確立されました。全国で1つの県での2機に整備されている道府県はあまりありません(ちなみに、現在ドクターヘリの配備されていない都道府県は、東京都と石川県です。)
 
ドクターヘリ
 さて、学会のシンポジウムや発表を聞いていて「へえ~そうだったのか」と改めて思ったことがあります
 最近の航空機内ではゲーム機や携帯電話の使用など、かなり緩和されてきていますが、ヘリコプターの運航では計器に影響が出ないように医療機器以外の電気使用が出来ません例えば低体温で搬送されてきた患者さんに電気毛布を使用してからだを温めたりすることが出来ないのです
 また、どこでもドクターヘリが離着陸してよいわけではなく、事前に降りる場所(ランデブーポイント)を決めているのだそうです
 しかも、青森県や北海道などの降雪のある道府県は、ヘリコプターの風で雪が舞ったり、着陸したはいいけれどそこまで患者様を乗せた救急車が走って来られない(雪でストレッチャーの車輪が埋もれて進まない)など、雪対策が必要なのだそうです。そのような悪条件の北国八戸ですが、ある会社の活動を消防士さんが発表していました。その会社の敷地はランデブーポイントとして登録されており、ヘリ担当の職員が決まっています。そして積雪のあった日はいつヘリが来てもいいように除雪をしているのだそうです。
 また、実際にヘリが来るとなると、消防士さんと協力して現場をヘリや救急車が活動しやすいように動くのだそうです。それらの行動は嫌々ではなく、仕事の一部として職員みんなが当たり前にやっているのだそうです。


 「八戸ってすごい!ドクターヘリやドクターカーで救命され無事自宅に帰られた命を、今度は私達訪問看護が在宅でお手伝い出来る何があっても八戸の命は守られる!」と改めて感じた2日間の学会でした。
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by FC2USER018648HAI  at 17:17 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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