訪問看護ステーション「ケアポート(八戸)」のブログ
訪問看護ステーション ケアポートは在宅療養のお手伝いをさせて頂きます。

排便について



みなさん、こんにちは
今回のブログ担当の工藤です

日常的に排便ケアをしている私たちですが、学びを深めるために先日、青森県看護協会主催「排便ケアと地域連携」という研修に参加しました。その報告をしたいと思います

研修では、以下の事を学びました。
排泄とは…
外界から取り入れた物質を消化吸収した結果、不要になった老廃物を体外に出すことを言い、とても個別的でデリケートな行為であると同時に社会的規範に左右される行為であるため、個々に合わせ排便コントロールを行う必要がある。
●きちんと食べ・その人に合った排便リズム・苦痛なく排便できるようにすることが目標で、そのためには、排便日誌を利用することで状況把握することが有効である。
●排便日誌等を利用し、日常生活の観察等から排便障害の原因を確認し、原因に応じた対策をとる必要がある。
しっかり必要なものを食べ、身体を適度に動かし、十分で良質な睡眠を取る等生活のリズムのコントロールが排便障害改善のためには重要なので、排便障害がある方にはこの観察項目も気を付けて看ていく必要があります。

この研修の中で、「排便日誌」というもの評価指標が排便ケアを行う上で、特に有効であると学びました。
排便日誌とは…
食事摂取状況(量・時間・水分量・食欲の有無等)、排便時間・排便量・性状、下剤使用状況、便意の有無(排便時・排便時以外で)、活動状況、生活リズム等を記載する。週単位、月単位で表にまとめると見やすく関連性が見えてくる。
排便日誌を利用することで、排便に関与する項目の関連性を把握し、排便リズムがつかみやすくなり、個々に応じた排便ケアを実施できるということでした。

また、排便ケアの補助的なケアとして、ツボ押し・マッサージ(逆Z・腰のマッサージ等)を今まで実施していなかった事を学べたので、実際のケアに活かしていきたいと思います

 訪問看護利用者で介護度が高くなるにつれ、排泄の援助が実施されることが多く、また介護者の不安も排泄の援助についてが多いため、入院時から排便コントロールして介護者の負担軽減に努める必要があるので、各々連携が必要であると思いました。
排便コントロールが困難な利用者がいた際には、排便日誌の利用を検討し、排便ケアを提供できるようにしたいと思います



快便 工藤
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災害看護の研修を終えて



皆さまこんにちは、10月担当の佐々木寿美子です

秋が深まってまいりました夏の疲れがでているころかと思います。
食欲・運動の秋、プラス睡眠の秋で体力づくり頑張って下さい


さて、私は9月6日、災害看護の研修に行ってまいりました
皆さまの記憶が新しいと思いますが、なんと同日3時8分、北海道で大きな地震がありました。研修会場に向かう車の中でのラジオからは地震の被害状況がずっと流れていました。その様な前提で迎えた研修はまるでこれから現場にむかわなくてはならないのではと考えてしまうくらいの現実身のある話でした。

研修前、「ブログ担当だよ」とお知らせもあったので、それも意識し、受講していました
そして、皆さまに是非お伝えしたい事が2つあります。

1つ目は、まず、逃げて下さい。
1 疑わしいときは行動せよ。
2 最悪事態を想定して行動せよ。
3 空振りは許されるが見逃しは許されない。
というプロアクティブの原則という言葉があるそうです。
東日本でも「津波はたいした事ないから大丈夫」と考えてしまった方々が命を落としてしまったようです。日本は地震や噴火から逃れられない為、いかに物的・人的被害を少なくするかが今後重要な時代を迎えたと話がありました。
「空振りは災害対応の場合においては必要な無駄である」という言葉がとても頭に残りました。
北海道の地震は夜中に起こり、逃げる時間もなく土砂が襲ってきました。テレビをみていると「初めて」と言う言葉がインタビューで聞かれていました。災害はいつ何時おきるのかわかりません。人の想像を超える事があります。地震があったら、噴火があったら、洪水があったら、テロがあったらなど、自分や家族がどう行動すべきかを普段から考えておく事が大切だなと身に迫る思いでした。

もう1つは、普段から避難所の把握をしておく事が大切と感じました。家族との集合場所として設定して置くべきと思います。
避難所の中でも福祉避難所がある事をご存知でしょうか
・高齢者、妊産婦、乳幼児、障害者、病弱者等、一般的な避難所では生活に支障をきたす人達の為に、何らかの特別な配慮がされた避難所とされています。
・対象者は身体障害者、知的障害者、精神障害者、高齢者、人工呼吸器、酸素供給装置等使用している在宅の難病者、妊産婦、乳幼児、病弱者、傷病者です。
・八戸市は市での福祉避難所4か所と施設での福祉避難所47か所の全部で51か所の福祉避難所があります。施設によって受け入れ対象者が決まっているので、普段から受け入れてくれるところをチェックし、いざという時はスムーズに避難できるようこころがけしておくことが大切と思います。また、普段からその施設の担当の方に話しておく事も大事と講師の方はお話されていました。(八戸市福祉避難所でアクセスすると指定避難所一覧の所に福祉避難所はこちらと明記されています。そこをアクセスすると一覧が出てきます)

 以上2点でしたが、研修を修了し、家に帰ったら、「あおもりおまもり手帳」が届いていました。中を拝見したら、研修での内容が盛りだくさん記載されていました。とても大切な事が凝縮されています。普段繰り返し読まれる事をお勧め致します。

すみこ ブログ画像kocchiJPG
 
いつ起こるかわからない災害に対応できるよう、通常から備えていく事が本当に大切であることを痛感した研修でした
 
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アピアランスケア



今回担当の木村です

私は平成30年7月18日(水)「がん患者のアピアランスケア」研修会に参加させて頂きました
その内容をお話ししたいと思います

アピアランスケアとは
医学的、整容的、心理社会的支援を用いて外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアです。
実質的な外見の加工への支援だけでなく、外見の変化に関わる本人の認知の変容を促進することで、必ずしも変化する前の外見に戻すことではない。
ということでした。

外見変化がもたらす苦痛は痛みや悪心などの身体的苦痛とは異なり、
①自分らしさや女性といった自己イメージに関連する心理的な苦痛
②他者との関わりの中で生じる相対的な苦痛があり、
②の方が大きいようです。

アピアランスケア実践のポイントとして、安心して治療に前向きになれるような内容であり、実際の手法として
実際的な外見の加工への支援(治療、スキンケア、脱毛のカバー、カモフラジュメークなど)
外見の変化に関わる本人の認知変容の促進(・外見の変化自体に対する認知の変容・自分らしさに対する変容・他者との関係性における認知の変容)
です。
以前のように対人関係を築けていると感じられるようにすることが必要とのことでした。

がん治療において外見の問題が注目され始めた背景として、
①長期生存が可能になり、QOL概念が浸透。(がんに罹患してから、どのように生きるか)
②入院日数の短縮化(自宅、社会で過ごす日が増えている)
③外来治療の充実
④治療技術・薬剤の顕著な進歩と副作用の重症化
⑤就労への影響

この研修を通して、患者様、家族がどのように生きたいと考えているのか、外見上変化することをどう思っているのかなどを確認し、そのことをもとにタイミングを見ながら関わっていかなければいけないと思いました

木村 画像
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毎日暑くてまいりますね



今回のブログ担当の西舘です

昨年10月に出産し、今年の5月から復帰しました
上の子とは歳の差が7つも離れているので、久しぶりの赤ちゃん・・・
毎日バタバタ忙しいし、寝不足もあるけれど楽しく過ごしています
もうすぐ10か月になる息子はずりばいをし始めたり、上下の前歯が生えたりで嬉しい成長がみられます。
1歳までの成長はあっという間なので、見逃さないよう毎日を大切にしていきたいです

さて、今年も夏がやってきました
夏は楽しい行事がいっぱいなので大好きなのですが・・・
連日の猛暑でニュースは高温注意報を発表し、熱中症の報道ばかりが目につきます

7月23日は『大暑』 一年で最も暑い期間に入りました
今年は7月23日~8月6日までだそうで、今が一番辛いときですね。
適度な水分補給や涼しい所での休息、食べ物を工夫したりして夏を乗り切りましょう

西舘 絵

~夏バテしない為に~
量より質に重点をおいた食事を心がける
夏バテ防止の三大食べ物
・てんぷら → 旬の食材の旨みを衣で包んで逃がさない栄養満点食
・うなぎ  → 香りよし、味よしのスタミナ食
・焼肉   → タンパク質をたくさん摂れて、疲労回復や食欲増進効果
室内の過ごし方に気を付ける
・エアコンの冷気を直接浴びないようにする
・温度差を極端にならないよう注意する
日の疲れをしっかりとる
・入浴は眠る30分~1時間前にぬるま湯につかる
・早寝早起きを心がける
・寝苦しい時は氷枕を利用すると寝つきがよくなり快眠できる
西舘 絵ふろ

これからの夏、暑くて大変ですが楽しく過ごせるといいですね
by FC2USER018648HAI  at 17:52 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

認知症の在宅介護



理学療法士の長内です
私は、アルツハイマー型認知症の母親の介護を経験しました。
そしてもう一人、脳卒中後遺症の父親も認知症が進行してきて、介護に追われる日々まっただ中です。
そこで今回は、認知症と私の体験談をテーマに書いてみることにしました


最近、認知症高齢者が加害者や被害者になったニュースをよく耳にするようになりました。
近年の調査で認知症高齢者の数は460万人を超え、予備軍も併せると高齢者の4人に1人が認知症になる時代だそうです。
認知症にはいくつかの種類がありますが、
主なものとして…
アルツハイマー型認知症
脳血管型認知症
レビー小体型認知症
が挙げられます。
全体の約60%はアルツハイマー型認知症で、約20%は脳血管型認知症だそうです。
認知症の症状は、多くの方に見られる中核症状と、そこに本人の性格や環境の変化などが加わって起こる周辺症状があります。
中核症状は記憶障害(短期記憶、学習障害)や見当識障害(場所、時間、人物)、理解・判断力障害などが主なものです。
周辺症状としては、抑うつ、徘徊、暴力、不潔行為、妄想、昼夜逆転、異食、介護拒否などたくさんあります。


症状の強弱はあるにせよ、認知症の家族を在宅で介護するには、様々な苦労があるものです。
私は認知症のある方へ訪問すると、ご家族様から「ケアポートさんは優しくて羨ましいですね」と言われることがあります。
もちろん知識も技術もあるわけですから、療法士としてホスピタル精神をもって接していますが、自分の家族(親)となると、そうもいかないのです。
朝のオムツ交換から、夜に着替えて寝かすまで毎日介護していると、時として心ない言葉を口にしたり、介助が乱暴になったりしてしまいます。


家庭内での高齢者虐待の報道も聞かれるようになり、年間で約16000件の認定があるそうで、年々増え続けています。
多い順に、身体的虐待、心理的虐待、介護放棄と続いているそうです。
そうならないように気を付けているつもりでも、予定を狂わされたり、言うことを聞いてくれない時にはついついイラっとしてしまいます。

おさない絵


最近、在宅介護相談の記事を読んでいて、なるほどと思ったコラムを見つけたので紹介します。
認知症の在宅介護を続けるコツは『一人でがんばりすぎないこと』だそうです。
介護者が体をこわしてしまっては元も子もありません。また、一人の考え方や方法に偏って執着してしまっては良い介護は出来ません
ケアマネジャーや相談窓口を活用し、介護保険サービスなどをうまく利用して、心身共に健康でなければ在宅介護を継続するのは難しいということです
もう一つのコツは『怒らない介護』をすることだそうです。
認知症の方は怒られたことを忘れていたり、理解できないことが多いものです。怒られた印象だけが残り、介護者との人間関係が悪くなると、在宅介護が難しくなる場合が多いとのことでした。


私もこの事を思い出し、体と心にゆとりを持って在宅介護を続けていきたいと思います。
そして、いつか必ず来るであろうその時に「もっと優しくしてあげれば良かった」と後悔しないようにしたいと思います
by FC2USER018648HAI  at 17:53 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑